介護レポート 一覧ページ
特集 改正介護保険法が成立(上)
世代間の費用負担差も意識
改正介護保険法が成立した。2018年度には診療報酬・介護報酬の同時改定があり、高齢者ケアが総合的に見直されそうだ。利用者負担の適正化など、世代間のギャップも意識した内容になっている。また新たな介護保険施設として創設される介護医療院の動向からは目が離せない。介護療養病床からの転換施設としてだけではなく、稼働率の低い一般病... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第4回
店長会議にて前回紹介した店長会議は私が出向してから最初の店長会議であり、多くの不満や批判が飛び交うものだと覚悟していました。しかし、事前に各店舗に足しげく通ってそれぞれの職員と話をしていたのが効いたのか、有意義な話し合いと意思決定を行うことができました。この会議で私は、現場からもっとも不満の多い人員の補充の状況につ... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第3回
相談回り出向して2週間ほど経過した頃のことです。いろいろと動いてきたものの、状況はすぐには良くなりません。相変わらず次は自分の番だとばかりに退職者が続きます。一方で、なかなか採用は進みません。人員不足から業務過多が起こり、一人ひとりの負担は増える一方でした。職員は遠慮なく上層部批判と要求をしてきます。私は採用活動、業... ・・・もっと見る
特集 期待が高まる外国人職員(下)
日本語能力が成功のカギに
EPA候補生からの希望で夜勤を任せるベトナム候補生の日本語能力を評価医療法人社団横浜育明会 介護老人保健施設 都筑シニアセンター(横浜市都築区)介護職の人材確保を外国人に期待しているベトナム人のEPA候補生(介護福祉士)を第1期から受け入れている介護老人保健施設の都筑シニアセンターでは第1期生を受け入れてから1年半後、夜勤シフ... ・・・もっと見る
特集 期待が高まる外国人職員(上)
日本語能力が成功のカギに
人材不足が指摘される医療・介護職分野では、外国人職員への期待が高まっている。EPAによる受け入れが中心となっているが、昨年末には外国人の技能実習制度に介護職が追加されるなど追い風も吹いている。専門的知識よりも日本語能力の程度が成否を分けるようだ。実際に外国人職員の採用を果たした医療機関を取材した。EPA外国人の看護・介護... ・・・もっと見る
動き出した“社会福祉法人制度改革”(2)
「財政規律」と言うのは楽だが改革にはお金がかかる社会福祉法人制度改革(以下、社福改革)の主な内容としては、(1)経営組織のガバナンスの強化(2)事業運営の透明性の向上(3)財政規律の強化(4)地域における公益的な取り組みを実施する責務(5)行政の関与のあり方-の5点になるが、(3)の財政規律については、明らかに「財務省」... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第2回
1.武器は「基準行動」日本経営では人材育成の基本として「基準行動」があります。基準行動とは、「気付きと挨拶」「早起きと認識即行動」「約束と計画」「報告・連絡・相談」「整理整頓・清掃清潔」の5つからなります。どれも極めて当たり前のことですが、当たり前だからこそ、これらが徹底できればどんな職場でも通用すると私は教えられて... ・・・もっと見る
動き出した“社会福祉法人制度改革”(1)
厳しさ増す特養ホームの経営、社福の倒産も起こり得る時代に!~
改正社福法で「経営の透明性」が要求される時代に社会福祉法人が「情報の可視化」を実施するのは「当たり前」というより、今後、定款、事業計画書、貸借対照表、収支計算書、更に役員報酬基準に至るまで、閲覧や公表対象にすることが法令上、明記されるようになった。創業者一族による「経営の私物化」に厳しいチェックの目が入るようになっ... ・・・もっと見る
特集 公的保険外サービスの最前線(下)
どう活用するべきか
【取組事例2】粧うことで社会とのつながりをサポート資生堂ジャパン株式会社CSR部マネジャー 医学博士 介護福祉士 池山 和幸 氏楽しみながら社会とつながる化粧療法資生堂ジャパンの池山和幸氏は冒頭に、会場に問いかけた。「人はいつから粧よそおうことをはじめたか」と。正解は20万年~30万年前から始まったと言われている。ネアンデルタ... ・・・もっと見る
特集 公的保険外サービスの最前線(中)
どう活用するべきか
【取組事例1】スマート介護で介護レクリエーションをサポートプラス株式会社ジョインテックスカンパニー 執行役員教育・介護福祉事業部事業部長 小池 徳彦 氏国内の市場縮小への危機感 そこから生まれたスマート介護プラス株式会社は、文房具の企画・製造、さらにはオフィス家具の製造、販売を行ってきた。一方で、1993年に社内ベンチャー... ・・・もっと見る