介護レポート 一覧ページ
動き出した“社会福祉法人制度改革”(2)
「財政規律」と言うのは楽だが改革にはお金がかかる社会福祉法人制度改革(以下、社福改革)の主な内容としては、(1)経営組織のガバナンスの強化(2)事業運営の透明性の向上(3)財政規律の強化(4)地域における公益的な取り組みを実施する責務(5)行政の関与のあり方-の5点になるが、(3)の財政規律については、明らかに「財務省」... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第2回
1.武器は「基準行動」日本経営では人材育成の基本として「基準行動」があります。基準行動とは、「気付きと挨拶」「早起きと認識即行動」「約束と計画」「報告・連絡・相談」「整理整頓・清掃清潔」の5つからなります。どれも極めて当たり前のことですが、当たり前だからこそ、これらが徹底できればどんな職場でも通用すると私は教えられて... ・・・もっと見る
動き出した“社会福祉法人制度改革”(1)
厳しさ増す特養ホームの経営、社福の倒産も起こり得る時代に!~
改正社福法で「経営の透明性」が要求される時代に社会福祉法人が「情報の可視化」を実施するのは「当たり前」というより、今後、定款、事業計画書、貸借対照表、収支計算書、更に役員報酬基準に至るまで、閲覧や公表対象にすることが法令上、明記されるようになった。創業者一族による「経営の私物化」に厳しいチェックの目が入るようになっ... ・・・もっと見る
特集 公的保険外サービスの最前線(下)
どう活用するべきか
【取組事例2】粧うことで社会とのつながりをサポート資生堂ジャパン株式会社CSR部マネジャー 医学博士 介護福祉士 池山 和幸 氏楽しみながら社会とつながる化粧療法資生堂ジャパンの池山和幸氏は冒頭に、会場に問いかけた。「人はいつから粧よそおうことをはじめたか」と。正解は20万年~30万年前から始まったと言われている。ネアンデルタ... ・・・もっと見る
特集 公的保険外サービスの最前線(中)
どう活用するべきか
【取組事例1】スマート介護で介護レクリエーションをサポートプラス株式会社ジョインテックスカンパニー 執行役員教育・介護福祉事業部事業部長 小池 徳彦 氏国内の市場縮小への危機感 そこから生まれたスマート介護プラス株式会社は、文房具の企画・製造、さらにはオフィス家具の製造、販売を行ってきた。一方で、1993年に社内ベンチャー... ・・・もっと見る
特集 公的保険外サービスの最前線(上)
どう活用するべきか
2025年を目指し地域包括ケアシステムの構築が進む。その内容の充実のために、公的保険外サービスの推進と活用が求められている。3月に開かれた保険外サービスのセミナー(主催:BCC株式会社スマイル・プラスカンパニー)では、その活用推進の方策と実際に取り組む企業の姿が報告された。新しい形の地域包括ケアシステムと言えそうだ。【基調... ・・・もっと見る
職員が動くとき、組織が変わるとき 第1回
~初対面で怒鳴られる
「お前、何しに来たんだ!」私が収益改善と組織の建て直しのために出向した調剤薬局「ウメノキ薬局(仮称)」で受けた最初の言葉でした。声の主は若い女性の薬剤師。かわいらしい感じの女性が、凄い形相で私を怒鳴りつけます。私はショックを受けるとともに、こう感じました。「この人は、本当はこんな言葉を吐くような人ではないんだろう。... ・・・もっと見る
特集 民間介護事業者の行方(下)
~新たなサービス創出から混合介護まで
ニーズ調査、財政的裏付けで議会を説得しながら実現要介護4で透析の高齢者がいる。認知症ではないが、自分で通院することができない。この高齢者は週3回、移送サービスで透析に通う。ベット・トゥ・ベットの移送サービスだから可能だ。「透析をしなければならない高齢者の多くは、透析専門の療養病床であるとか、有料老人ホームに移ってしま... ・・・もっと見る
特集 民間介護事業者の行方(中)
~新たなサービス創出から混合介護まで
混合介護にはケアマネジメントとアセスメントが重要 新制度がなくても、多元的なサービス展開は可能だ~和光市型地域包括ケアシステム独自サービスを用意して、充実した介護環境づくり地域包括ケアの先進事例として全国から注目されている和光市(埼玉県)。介護予防と重症化予防に取り組んできた成果として、要介護認定率の低下や重度要介... ・・・もっと見る
特集 民間介護事業者の行方(上)
~新たなサービス創出から混合介護まで
一般社団法人日本在宅介護協会は「2017年セミナー 民間介護事業者のこれから」と題し、混合介護などをテーマに講演会を開催した。東京都豊島区が18年度から取り組む混合介護について、その仕掛け人でもある学習院大学教授の鈴木亘氏が基調講演した。また自治体や介護事業者による介護サービスづくりの提案などがあった。介護給付費の増加と... ・・・もっと見る