介護レポート

これからの認知症ケアを考える(後編)
第20回日本認知症ケア学会大会
◆認知症は怖くない!どの登壇者からも認知症当事者がおれんじドアではふつうに話している様子が語られる。ときには連れてきた家族から「この人は何もしゃべれませんから」と伝えられることもあるという。しかし、「... ・・・もっと見る
これからの認知症ケアを考える(前編)
第20回日本認知症ケア学会大会
2019年5月25日、26日に国立京都国際会館で開催された日本認知症ケア学会(理事長:繁田雅弘 東京慈恵会医科大学精神医学講座教授)は2019年で20年目の大会となり節目を迎えた。今回の大会テーマは「認知症という希... ・・・もっと見る
特集 ガイドラインから読み解く認知症患者の意思決定支援
高齢者・認知症の人の意思決定支援ガイドライン
3月29日、30日に開催された日本臨床倫理学会第7回年次大会のシンポジウム「認知症の人の意思決定支援のガイドラインを現場で生かし、実現するために」では、2018年度策定されたガイドラインを臨床現場に実装するため... ・・・もっと見る
特集 介護職こそケアの質を決める!~「助手さん」と呼ばないで(下)
解説~介護職の働き方改革の前に病院が手をつけるべきこと
メディテイメント株式会社代表取締役 杉浦鉄平氏介護職の採用・定着は今や「看護職より難しい」との声が聞かれる。そこで医療現場ではさまざまな取り組みを進めているが、ケアミックス病院の看護部長を務めた経歴を... ・・・もっと見る
特集 介護職こそケアの質を決める!~「助手さん」と呼ばないで(上)
序論~介護職の位置づけを明確化し、病棟でのケアの質向上をめざそう
病院内における介護職の存在感が高まっている。背景としては入院患者の高齢化、ケアの重要性、ワークシフティング、人材不足などさまざまな要因が考えられるが、実際にはいまだ「看護助手」の位置づけから脱却できな... ・・・もっと見る
特集 介護医療院の転換状況
2019年度末までに介護医療院へ移行予定病床は31.2%
2018年度介護報酬改定で話題となった介護医療院。厚生労働省は2019年4月に開かれた社会保障審議会介護給付費分科会で、介護医療院の実態に関する調査結果を報告。介護療養型医療施設、医療療養病床などからの転換状... ・・・もっと見る
特集 介護ロボットと人材育成(2)
福祉用具として使いこなす専門職に
学生実習に介護ロボを採用、福祉機器の普及に取り組む大阪人間科学大学人間科学部 時本 ゆかり 氏介護専門職の養成課程で介護ロボットを導入した事例を、大阪人間科学大学人間科学部の時本ゆかり氏が報告した。同... ・・・もっと見る
特集 介護ロボットと人材育成(1)
福祉用具として使いこなす専門職に
2019年に見直しが行われる介護福祉士養成課程の新カリキュラムでは、介護ロボットを含めた福祉用具を活用する意義やその目的の理解が含まれるなど、教育現場でも介護ロボットが着目されている。日本医療研究開発機構... ・・・もっと見る
介護老人保健施設の経営は、なぜ低空飛行するのか?(後半)
2018年度W改定の影響
在宅復帰・在宅療養支援指標運用に伴い煩雑な事務作業が発生2017年時点での介護老人保健施設(介護老健に略)の数は、全国で4,322施設、定員は37万2,679人に達している。前回では、2018年の診療報酬・介護報酬W改定... ・・・もっと見る
外国人介護人材のリスク軽減インターンシップで相性確認
介護分野が最も人手不足に直面している業界であることは、有効求人倍率が示している。 2017年度の有効求人倍率は3.64倍で、全産業平均の1.54倍と比べて2ポイント以上高かった。この窮状の打開策として改正出入国管... ・・・もっと見る