介護レポート

介護電子申請・届出システム
2022年度下半期から段階的に利用拡大、伴走支援で「手引き」を作成し促進も
介護の「電子申請・届出システム」は2022年度下半期からの運用開始を予定しているが、その意向を持つ自治体はまだ2%程度であることが分かった。厚生労働省は早期利用の促進に向け、利用を開始する自治体への伴走支... ・・・もっと見る
介護保険制度改正
「地域別」の地ケアの深化・推進が課題、応能負担強化・給付適正化も焦点に
厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会で、2024年度からの「第9期介護保険事業計画」を見据え、3年に一度の制度改正の議論がスタートした。論点の第一項には「地域包括ケアシステムの更なる深化・推進」が挙げら... ・・・もっと見る
骨太の方針2022が閣議決定、医療・介護のDXを推進
23年4月からオンライン資格確認を原則義務化
政府は6月7日、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針2022)」を閣議決定した。原案の内容から大きな変更はなく、かかりつけ医機能の制度化や23年4月からのオンライン資格確認等システム導入の原則義務化など... ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(22)
収支管理の考え方
施設長が絶対に押さえておかなければならないのが、収支管理です。収支を赤字にしてしまっては、施設を永く継続させることはできません。施設を続けられなくなれば、それは利用者にとっても、職員にとっても、地域に... ・・・もっと見る
福祉用具の貸与と販売
廉価な用具の販売移行、利用者の状態・安全性・経済性が基本的な視点に
介護保険制度における福祉用具の貸与・販売種目についての議論が厚生労働省の検討会で始まっている。適時・適切な利用、利用者の安全性確保、保険給付の適正化などの観点から、現行の「貸与原則」のあり方をどう考え... ・・・もっと見る
不安に寄り添うマネジメント
不安の把握に努めること
幸せホルモンとして有名なセロトニンですが、セロトニンの生成に関わるセロトニントランスポーター遺伝子には2つのタイプがあるそうです。セロトニンを多く作るL型と、作るのが少ないS型です。この組み合わせで、LL... ・・・もっと見る
はじめての施設長マニュアル(21)
設備・備品管理の考え方
施設内の設備・備品の整備や建物管理も、重要な施設長業務です。「施設管理トータルチェック表」を見直して、自身の意識を今一度振り返ってみましょう。整理整頓ができている施設とできていない施設では、入居率にも... ・・・もっと見る
介護文書等の負担軽減
利用者ごとの記録等の電子保存のみは2.5%以下、リテラシー向上も課題に
介護現場の生産性向上を目的に文書負担等の軽減が進められている。2021年度介護報酬改定にもその内容が盛り込まれたが、厚生労働省が実施した効果検証の調査研究事業では、課題ばかりが浮かび上がる結果となった。■O... ・・・もっと見る
【NEWS】介護職員の給与、「特定処遇改善加算」事業所等で7,780円増加
新規届出事業所等では1万3,410円の増加 21年度処遇改善状況調査
「介護職員等特定処遇改善加算」の取得施設・事業所に勤める介護職員の2021年度の平均給与額は前年度比で7,780円増加したことが、3月24日に公表された「令和3年度(21年度)介護従事者処遇状況等調査」の結果で明... ・・・もっと見る
経営とビジネスの違い
経営力を高めること
「利益さえ出ていればそれでいいのか?」「うちの経営は良くない」「十分な利益率だから当社の経営はすばらしい」こうした意見をよく聞きます。はたして、利益が出ていればよい経営と言えるのでしょうか?利益率が低... ・・・もっと見る