介護事業経営支援サイト「けあコンシェル」
けあコンweekly記事

保険外サービスをわかりやすく解説Vol.1

2015-04-27
保険外サービスをわかりやすく解説Vol.1

最近、高齢者向けのビジネスとして、さまざまな介護保険外サービスが登場しています。これらは「私費サービス」や「自費サービス」とも呼ばれます。介護保険を利用するサービスは、事業内容も介護報酬も法律で決まっており、価格設定などに自由度がありません。一方、介護保険外サービスは希望者に実費で提供でき、サービス内容や料金設定が自由になります。そのため、事業者ごとに工夫をこらして差別化を進めることもできます。これから2回に渡り、介護保険外サービスについて詳しく解説していきます。

公的な介護保険外サービス

介護保険外サービスとして、市区町村が提供している高齢者向けの福祉・生活支援サービスについてご紹介します。(サービスの内容や名称などは、各自治体によって異なります)

  1. 配食サービス
  2. 家事援助
  3. 送迎・移送サービス
  4. 寝具の丸洗い・乾燥
  5. 電磁調理器(IH)の購入助成
  6. 認知症高齢者の見守りサービス
  7. 徘徊高齢者の捜索のための緊急ネットワーク
  8. 火災報知器の取り付け
  9. 急病・事故などの緊急通報システム
  10. バリアフリー住宅改修支援
  11. 紙おむつ支給・購入助成
  12. 訪問理美容(カット・シャンプーなど)
  13. 高齢者生きがい支援・レクリエーション提供
  14. 電話での安否確認

これらは、高齢者がより質の高い介護サービスを受けられるよう、公的な介護保険サービスと組み合わせる形で利用が進んでいます。料金は民間のサービスより安価ですが、どのようなサービスが提供されるかは各自治体によって異なります。たとえば、「配食サービス」は全国のほとんどの自治体が実施していますが、サービス内容や1食あたりの金額に差があります。地域に根ざした介護予防・生活支援サービスは、今後ますます介護保険外に移行すると見られています。介護保険外サービスに参入を検討する事業者にとって、ビジネスチャンスが広がる分野といえるでしょう。

介護保険外サービスのニーズ分析

シニア向けビジネスの介護保険外サービスで顧客を増やしていくには、どんな方法が考えられるでしょうか?
介護市場での顧客ニーズは、大きく2つに分類できます。
それが「マスニーズ」と「マイナーニーズ」です。

【マスニーズ】

誰もが必要としていて、日常的に必須となる要素の高いサービスや商品は、できるだけ低価格で提供するほうが、多くの人のニーズに対応できます。
価格をおさえて汎用性を高めることで、幅広い層の利用者にサービスを提供します。
一例として、衣食住や家事などは多数の顧客が見込めるサービスです。

  1. 「配食サービス」
    在宅の高齢者の健康管理・食事療法などのニーズに対応します。冷凍食品メーカーやコンビニエンスストアも参入。
  2. 「家事代行サービス」
    掃除や料理など、家事のアウトソーシングを引き受けます。訪問系の介護事業者による介護保険外のサービス提供が増加中。

【マイナーニーズ】

多少割高でも、価格に見合っていると感じられるサービスや商品は、付加価値を求める人のニーズを満たすことができます。
適切な価格設定をおこない、顧客のきめ細かい要望に対応することで、優良な顧客層(ロイヤルカスタマー)を獲得します。

  1. 「墓参り代行サービス」
    身体が不自由などの理由で外出しづらい高齢者に代わり、墓参りや墓掃除を代行する新サービスです。ハウスクリーニング業者や、墓石業者・寺院などが業務展開しています。
  2. 「思い出の人捜し」
    昔の学友や恩人など、人捜しを興信所が手伝います。過去の思い出が心の拠り所という高齢者も多く、注目の集まっている新ビジネスです。

いろいろな介護保険外サービスがいまでは存在しています。さらに、次回は介護事業所の提供する周辺サービスを中心にご紹介します。

けあコンシェルでは会員登録いただきますと『実践CaseStudy』や『介護Report』などの介護業界の旬な情報をご覧いただけます。
けあコンシェル会員登録をされた方は、必ず弊社サービスをお受けいただくということではございませんので、お気軽にご登録ください。

新規会員登録をする
他にもこんな記事があります

2017年に死亡事故を起こした75歳以上の高齢運転者の約半数が、直近の認知機能検査で、「認知症」または「認知機能低下」のおそれがあると判定されていたことが、警察庁が2月15日に公表した「平成29年中(2017年中)の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」で、明らかになった。

2018年の介護報酬改定を控え、個別の機能訓練加算が経営のカギを握ると考えられています。2015年度介護報酬改定では、通所介護の基本報酬が下がり打撃を受けた事業所も多かったとされています。このことからも、事業所の経営には改定に伴う対策を行うことが重要であることが分かります。今回の改定では、自立支援や介護度の重症化を防ぐ方針の事業所が評価される見通しです。2018年介護報酬改定を乗り切るためのポイントを詳しくご紹介しましょう。

2018年10月からベッドや車いすなどのレンタル料金に上限が設けられるとのことですが、具体的にはどのようになるのでしょうか。

厚生労働省は2月7日、毎月勤労統計調査の2017年分結果速報を発表した。

独立行政法人福祉医療機構は2月9日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付の「固定金利」と、「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率を、それぞれ改定した。

けあコンシェルには、こんなサービスがあります
>>その他サービスを見る

早期資金化!介護報酬ファクタリングサービスで解決!現行の介護保険制度では、国民健康保険団体連合会(国保連)から介護報酬を受け取るまでに約2ヶ月かかり、その間に発生する人件費など資金が必要になります。リコーリースの「介護報酬ファクタリングサービス」を利用すれば、通常より1.5ヶ月も早く資金化することができます。

ご利用者様の預金口座から利用料金を口座振替いたします。弊社の口座振替ネットワークを利用して、電気料金などの公共料金と同じように、ご利用者様の預金口座から利用料を口座振替するシステムです。振替日は4日、20日、27日をご用意しております。

車両リースは、資金の効率的な活用を実現し、メンテナンスなど煩雑な管理業務もアウトソーシングできるため多くの企業に採用されています。一般的に車両リースを大別すると、ファイナンスリースとメンテナンスリースに分類することが出来ます。

商圏分析サービスとは、これからデイサービスの開業をお考えの方、既にデイサービスを開業しており増店をお考えの方へ出店したい地域の情報を提供させていただくサービスです。簡易版では、出店したい地域の商圏内における3種類のレポートを「けあコンシェル」会員様限定で無料にて提供いたします。

利厚生の充実は、優秀な人材確保の切り札です。アウトソーシングサービスを活用することで、豊富で充実したメニューを従業員やそのご家族の皆様へ提供でき、満足度を向上することができます。

介護開業のノウハウ集をダウンロード
ガソリン給油カード、入会金年会費無料

ページトップへ戻る