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介護ビジネスに必要な資格とは!? Vol.5

2015-02-16
介護ビジネスに必要な資格とは!? Vol.5

今回は、国家資格の社会福祉士についてご紹介します。
介護ビジネスに必要な資格とは!?Vol.2」でご説明した介護福祉士は、通称「ケアワーカー」とも呼ばれ、介護に特化した資格でした。 一方、社会福祉士は通称「ソーシャルワーカー」で、「社会福祉業務(主として相談援助など)」に携わる人の国家資格です。いずれの資格も、社会福祉士及び介護福祉士法で位置づけられています。

社会福祉士について

社会福祉士とは、ソーシャルワーカーの国家資格です。精神保健福祉士・介護福祉士と並ぶ、福祉系の三大国家資格(通称「三福祉士」)のひとつです。

社会福祉士は、その専門的知識と技術で、身体や精神に障害がある人や、日常生活を営むのが不自由な人の相談に応じ、助言・指導および福祉サービスを提供します。また、医師や保健医療サービスの提供者との連絡・調整および援助をおこないます。

高齢者だけでなく、医療・児童(学校)・家庭・身体障害・知的障害など、社会福祉のあらゆる分野をカバーする、ジェネラリストとしての能力が求められます。社会福祉士と併せて、精神保健福祉士または介護福祉士の資格を取得することもできます。ちなみに、精神保健福祉士とは、精神障害者の保健および福祉分野に特化した資格です。

社会福祉士になるには

「社会福祉士国家試験」に合格し、財団法人・社会福祉振興試験センターに社会福祉士として登録する必要があります。国家試験の受験資格を得るには、次のようなルートがあります。

  • 福祉系大学・短大
    福祉系大学・短大とは、実習を含む「指定科目」、「基礎科目」を履修できる学校のことです。短大などの場合は、卒業後に指定年数の相談援助実務を経験した上で、受験資格を得ることができます。
  • 科目等履修制度での「指定科目」「基礎科目」の履修
    指定科目のうち「実習科目」を履修しないで卒業した場合も、科目等履修制度を利用して追加履修することで、受験可能になります。
  • 一般大学・短大などから、一般養成施設
  • 社会福祉主事養成機関
    専門の養成機関として、修業年限が2年以上の学校が指定されています。昼間課程と夜間課程があります。
  • 5職種の実務経験4年以上を経て、社会福祉士短期養成施設
    「児童福祉司」「身体障害者福祉司」「知的障害者福祉司」「査察指導員」「老人福祉指導主事」いずれかの実務経験を持つ人は、社会福祉士短期養成施設に入学することができます。 なお、受験申し込みの際は「実務経験証明書」が必要になります。
  • 相談援助実務
    高齢者分野では、介護保険施設などで「生活相談員」「生活指導員」「介護支援専門員」などの実務経験を持つ人が、社会福祉士の受験資格を得られる場合があります。 ただし、介護職員や訪問介護員(ホームヘルパー)、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの機能訓練担当職員は、受験資格にならないため、注意が必要です。
  • 短期養成施設・一般養成施設
    6ヶ月以上の短期養成施設と、1年以上の一般養成施設があります。昼間通学だけでなく、通信・夜間講座も受講が可能です。

介護人材のキャリアアップとは?

現在、介護業界で働くスタッフが資格をねらう場合、ホームヘルパーなどを経て「介護福祉士」になるルートが考えられます。実務経験が7年を超える人は、より上位の資格「認定介護福祉士(仮称)」を取得し、介護職のチームリーダー的な立場をめざせるよう、資格の整備も進んでいます。

また、介護経営やマネジメントに興味を持つ人にとっては、前回記事でご紹介した「介護福祉経営士」の資格をめざすルートもあります。

その一方で、管理職をめざすより、相談・支援のスキルを伸ばし、現場のエキスパートとして働き続けたいと考える人もいるでしょう。 そうしたタイプの人材にとっては、介護業務の経験を活かして社会福祉士の資格に挑戦するのも、活躍のチャンスが広がります。

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