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介護現場が抱える人手不足!人材を確保するには

2019-01-21
介護現場が抱える人手不足!人材を確保するには

高齢化が進んでおり、老人ホームやデイサービス、訪問看護などを利用する人が増えています。そんな介護の現場ですが、慢性的な人手不足という問題を抱えているのです。介護を必要としている高齢者の人数に比べて、介護士の人数は少なく一人ひとりの負担が大きいのが現実でしょう。介護現場が十分な人材を確保するためにはどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、介護現場に人材を呼び込むためにはどうしたらいいのか、具体的な対策について解説していきます。

定期的な面談を行い働きやすい職場作りを目指す

まず大切なことは、介護士が働きやすい職場作りをすることです。介護の現場は、低賃金できつい、大変な仕事だといったイメージを持たれることが多くなっています。そのため、なかなか人が集まりにくいのです。離職率が高いことも問題でしょう。介護士が比較的短い期間で辞めていってしまうので、職員同士でのコミュニケーションが取りにくく人間関係を構築しにくい状況にもあります。そのようなことを解消するためには、定期的な面談を行うことが解決策の一つとなります。介護士がどのような精神状況で働いているのか、職員同志のコミュニケーションはどうか、不満点や改善点はどんなことかといったことを定期的に聞き取りしましょう。まずは、聴く耳を持つことが必要です。次のステップとしては、職員から吸い上げた不満点をしっかりと受け止めて、それらを改善していく具体的な取り組みが大切です。

働きやすい職場環境を整えることで、離職率は低くなります。離職率が低くなれば、施設自体の評判も良くなっていくことが期待できるので、新しい人材を呼び込みやすくなるでしょう。また、面談で職員の本当の気持ちを引き出すためには、日ごろから相談や話をしやすい雰囲気を作っておくことも重要です。普段から「相談しても答えてくれない。邪険にされるだけだ」と思われるような状況だと、面談をしたところで言っても無駄だと思われてしまう可能性が高くなります。そうなると、改善点などを把握することすら難しくなるので、常日頃から風通しの良い職場になるように心がけましょう。介護現場は大変な職場ですが、人を支えて助けることのできるやりがいのある仕事です。職員たちが、そうした仕事を快適に続けられるように、人間関係や労働環境などを定期的に見直して、働きやすい施設を作っていきましょう。

介護関連の資格取得のサポートをする

介護関連の資格取得をサポートすることも、人材不足を解消するための解決策の1つとなります。介護の仕事に興味はあるけれども資格を持っていないので挑戦しにくい、介護業界に転職したいけれども仕事が忙しくて資格を取る時間がない、といった人は多いのです。そのような、介護業界への関心があるのに資格を取る機会がない人を呼び込むことは人材不足解消につながるでしょう。具体的な方法としては、「未経験可。資格取得サポートあり」という内容の求人を出すことです。こうすることで、人が集まりやすくなります。「未経験で、しかも資格がない」とためらっている人は少なくないので、その人たちに来てもらえるようにしましょう。

また、介護士として活躍するためには、資格を取得することが求められます。こうした介護関連の資格を取得するには、費用がかかります。各研修実施校によってこの費用は変わってきますが、6~15万円程度が一般的でしょう。そのような費用は、介護業界へチャレンジしたい人にとっては負担になってしまいます。また、資格を取るのに時間がかかることも、高いハードルとなるでしょう。介護の資格としてメジャーな「介護職員初任者研修」はおよそ130時間の研修が必要となります。介護業界に転職したいと思っても、こうした資格を取る時間がなくて諦めてしまう場合もあるので、介護施設で働きながら資格取得を目指せるようにすると効果的です。資格取得費用の一部を負担してもらえる条件で、働きながら資格が取れるようにするなどのサポート体制を整えることで、人手不足解消の可能性が高まります。

明確な昇給システムの導入

明確な昇給システムを導入することも人材不足の解決策の一つです。介護業界に人材が集まらない要因としては、賃金面の問題が大きいでしょう。この問題を解消するために、しっかりとした昇給システムを導入することが求められます。どれだけ仕事をがんばっても給料が上がらない、キャリアアップできないという状況では人は集まりません。働くうえで給料は重要なポイントになります。資格を取得したら給料がアップする、勤続年数が積み重なる分だけ給料が上がるというように、それぞれのがんばりに見合うような昇給システムを導入することが、職員のモチベーションアップにつながります。

キャリアアップの道筋を明確にしておくことも対策としてはいいでしょう。介護士として長く働き続けていれば、誰しもキャリアアップしていきたいと思うものです。介護長や施設長といった役職やケアマネージャーへの道筋をはっきりさせておくことで、モチベーションのアップにもつながり、人も集まりやすくなります。昇給システムがあったとしても、昇給の条件がわからない、まったく昇給できないということでは職員は安心して働けません。職員がわかりやすいように、どのような昇給システムなのか詳しく提示するといいでしょう。また、一方的に提示するのではなく、職員がきちんと理解できるようにすることが大切です。

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