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介護業界アンケート No.3

2015-09-07
介護業界アンケート No.3

イメージが介護業界への転職を阻んでいる?

高齢化社会が進む中で、今後ますます必要とされる重要な職種が介護職です。そのため転職を考えている人はたくさんいるわけですが、全く違う業界からだと、なかなか一歩を踏み出すことができません。ここでは決断するために気持ちの上で障害になっているのは、どんな事柄に対してなのかを知るために、アンケートを取ってみました。

【質 問】
他業界から介護業界へ転職するとしたらどのようなことが心配ですか?
【回答数】
給与:39
仕事内容:37
職場環境:16
その他:8

介護業界へ転職するとしたらどのようなことが心配ですか?

労働の重さと賃金とのバランスに不公平感が

アンケートでは、給与に関しての心配が、仕事内容をわずかに上回る結果となりました。

  • 介護業界の仕事内容は、重労働の上に安月給と聞くので、仕事量と割に合わないのではと心配。(30代/女性/会社員)
  • その給与水準で生活がやっていけるかが一番の心配である。家族を養えるかが大事。(40代/男性/会社員)
  • 介護職員は給料が安価なので、転職して生活ができるのかが心配で、ためらいます。(30代/男性/会社員)
  • 介護業界は他業界より、労働が大変な割には少ないイメージがある。(20代/女性/会社員)

介護は人の命を預かる大変な仕事です。その責任の重さと比べて、給料が安いという印象が世間に浸透してしまっている様子がうかがえます。特に養わなければならない家族を抱えていたり、将来の生活を考えたりすると、その不安は大きくなるようです。ただ、介護職に対してあまり知識のない人が、イメージ先行になっている傾向もありました。

心身が耐えられるのか不安になってしまう

アンケートの結果、僅差で仕事内容、そして職場環境が心配という順になりました。

  • 腰痛を抱えているので、介護業界は肉体労働なので、その部分がかなり不安(30代/男性/会社員)
  • 今の仕事はデスクワークで介護はかなりの肉体労働だけじゃなく、感情的にも大変な仕事だと思うので。(30代/女性/会社員)
  • 職場次第でやりやすいやりにくいが左右されそうな感じがするため。(20代/男性/会社員)
  • 主に女性ばかりなので闇が深そう男性もそれに当てられて一癖二癖ありそう(20代/男性/会社員)
  • 体力!力がいる作業も多そうだし、夜勤や早朝勤務も当たり前だと思うので。(20代/女性/会社員)

仕事内容に関しては、腰痛を心配する声が多く聞かれました。高齢により体重が軽くなっていても、人の重さを支える状況が多いことは、かなりの不安要素のようです。また、精神的な負担も気になり、自分の気持ちが続かないのではという答えも複数ありました。

職場環境については、女性がかなりの数を占める職種のため、男性は二の足を踏んでいる様子です。その他の回答では、体力や勤務時間帯という、仕事内容と似通った事柄について不安を感じている人が見られました。

先行しているイメージをお互いに崩そう

介護業界に関しては、責任の重さに対しての給与額や、仕事内容的に腰痛など自身の心身を痛めることについての、ネガティブなイメージが幅を利かせていることが、転職の障害になっている大きな理由としてあるようです。また、職場により仕事のやりやすさやクオリティが変わると考えている人もかなり見られました。介護業界が施設の当たりはずれで左右されるもののように扱われるのは、求職者と施設の双方にとって良いこととは言えません。転職へのハードルを下げるためには、お互いに知る努力、知らせる努力が求められているのではないでしょうか。

(「けあコンシェル」調べ)

■調査地域:全国
■調査対象:【職業】会社員
■調査期間:2015年07月28日~2015年08月11日
■有効回答数:100サンプル

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