介護事業経営支援サイト「けあコンシェル」
けあコンweekly記事

介護ビジネスに必要な資格とは!? Vol.1

2015/01/19
介護ビジネスに必要な資格とは!? Vol.1

介護経営を始めるにあたり、ビジネス成功の鍵を握っているのは介護スタッフの存在です。経験豊富で優秀なスタッフが揃っており、それぞれの能力が最大限に発揮されている事業所は、みるみる業績を伸ばしていくことでしょう。介護ビジネスで質の高いサービスを提供するには、専門的な知識やスキルを持つ専門職の人材が欠かせません。今回はケアマネージャーを中心に、介護業界の専門資格について解説していきます。

ケアマネージャーについて

ケアマネージャーとは、「居宅介護支援専門員」の通称です。 ケアを必要とする人が、支援や介護のための居宅サービスを利用する際、最適なケアを受けられるよう、全体のマネジメントを担当します。

具体的には、要介護などの認定を受けた人と面談をおこない、介護サービス計画書(通称「ケアプラン」)を作成します。そのプランに基づき、さまざまな業者や施設と調整を進めていくのも、ケアマネージャーの仕事です。 そのためケアマネージャーには、介護保険制度の正確な知識と、医療サービスや福祉サービスについて幅広く理解していることが求められます。

ケアマネージャーの資格を取るには?

ケアマネジャーになるには、「介護支援専門員証」という資格を取得する必要があります。そのためには、まず最初に「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験しなくてはなりません。合格したら「実務研修」をおこなうことができます。計32時間以上の研修を修了することで、「介護支援専門員」すなわちケアマネージャーの資格を取得できるのです。

現在、受講試験は年1回で、合格率は約15%です。受験できるのは、次のような実務経験を持つ人に限られます。

A.法定資格者で、高齢者介護などの実務経験5年以上
(法定資格者の例)

  • 保健師、看護師
  • 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)
  • 社会福祉士、介護福祉士
  • 視能訓練士、義肢装具士

B.資格がなく、老人福祉施設や在宅介護サービス業の実務経験5~10年以上

おもな介護資格について

・訪問介護員(ホームヘルパー)
介護サービスの利用者の家庭を訪問して、食事・排泄・入浴などの身体介護や、調理・洗濯などの日常生活の支援をおこないます。ホームヘルパーの資格は、以前は1級?3級に分かれていましたが、資格取得後のキャリアパスが不十分とされ、厚生労働省による研修体系の見直しがおこなわれました。平成24年度末で3級研修が廃止され、平成25年度より1級と2級は現行の研修制度へ移行・一元化されました。

  • 旧「2級研修」
    →「介護職員初任者研修」に移行
  • 旧「1級研修」および「介護職員基礎研修」
    →「介護福祉士養成のための実務者研修」に一元化

制度移行前の研修で資格を取得した人でも、引き続き業務に従事することが可能です。今後は介護人材のキャリアパスをわかりやすいものにして、介護業界で生涯働き続けることができるよう、人材養成システムの改善が進んでいます。なお、介護福祉士については、次回詳しく解説します。

・理学療法士(PT)
理学療法士になるには、国家資格を取得することが必要です。「理学療法士及び作業療法士法」により厚生労働大臣から免許を受けます。専門の養成校(大学・短大・専門学校など)で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけた人が、国家試験を受験することができます。すでに作業療法士の資格がある人は、養成校で2年以上学ぶことで、国家試験の受験資格が得られます。

・作業療法士(OT)
作業療法士は、リハビリの専門家です。理学療法士と同じく国家資格を取得し、免許を受けることが必須です。また、作業療法の専門知識や、運動学・生理学・解剖学などの医学知識も必要とされます。国家試験を受験できるのは、専門の養成校で3年以上学び、身体の仕組みや、作業療法の専門知識・技術などを習得した人です。また、実際に働くためには、授業を受けるだけでなく、病院や施設での臨床実習(18週間以上)にも従事することが求められます。

資格編は、次回に続きます。

リコーリースの介護報酬・障がい福祉ファクタリングは、“負債”扱いにならずに“早期”資金調達ができる介護事業、障がい・福祉事業者向けの金融サービスです。最短5営業日で資金化も可能。サービスの詳細は下記バナーをクリックください。

介護報酬・障がい福祉ファクタリングを見る

けあコンシェルでは会員登録いただきますと『実践CaseStudy』や『介護Report』などの介護業界の旬な情報をご覧いただけます。
けあコンシェル会員登録をされた方は、必ず弊社サービスをお受けいただくということではございませんので、お気軽にご登録ください。

新規会員登録をする
他にもこんな記事があります

社会保障審議会・介護給付費分科会が23日に開催され、2027年度介護報酬改定に向けた中山間・人口減少地域における配置基準の弾力化について議論した。委員からは、利用者の安全確保やケアの質の確保を求める声が多数...

日本看護協会は16日、「2027年度介護報酬改定に関する要望書」を厚生労働省の黒田秀郎老健局長に提出したことを公表した。要望書は日看協と日本訪問看護財団、全国訪問看護事業協会の連名で13日に手交した(資料P1参...

政府は21日、「経済財政運営と改革の基本方針2026『責任ある積極財政』元年-日本の挑戦を起動する!-」(骨太方針2026)を閣議決定した。社会保障関係費については、「現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げて...

厚生労働省は7月14日付で、「2024年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.18)」を都道府県などの介護保険主管部(局)に発出した。 訪問リハビリテーションや介護予防訪問リハビリテーションは、別の医療機関の医...

日本慢性期医療協会は6月25日、第51回通常総会を都内で開いた。会長に橋本康子氏が、副会長には池端幸彦氏、安藤高夫氏、矢野諭氏、井川誠一郎氏、中尾一久氏の5氏が再任された。 総会冒頭であいさつに立った橋...

けあコンシェルには、こんなサービスがあります
>>その他サービスを見る

早期資金化!介護報酬ファクタリングサービスで解決!現行の介護保険制度では、国民健康保険団体連合会(国保連)から介護報酬を受け取るまでに約2ヶ月かかり、その間に発生する人件費など資金が必要になります。リコーリースの「介護報酬ファクタリングサービス」を利用すれば、通常より1.5ヶ月も早く資金化することができます。

ご利用者様の預金口座から利用料金を口座振替いたします。弊社の口座振替ネットワークを利用して、電気料金などの公共料金と同じように、ご利用者様の預金口座から利用料を口座振替するシステムです。振替日は4日、20日、27日をご用意しております。

車両リースは、資金の効率的な活用を実現し、メンテナンスなど煩雑な管理業務もアウトソーシングできるため多くの企業に採用されています。一般的に車両リースを大別すると、ファイナンスリースとメンテナンスリースに分類することが出来ます。

商圏分析サービスとは、これからデイサービスの開業をお考えの方、既にデイサービスを開業しており増店をお考えの方へ出店したい地域の情報を提供させていただくサービスです。簡易版では、出店したい地域の商圏内における3種類のレポートを「けあコンシェル」会員様限定で無料にて提供いたします。

利厚生の充実は、優秀な人材確保の切り札です。アウトソーシングサービスを活用することで、豊富で充実したメニューを従業員やそのご家族の皆様へ提供でき、満足度を向上することができます。

感染症や災害への対応力強化へ!BCP 業務改善計画とは?をダウンロード
ヘルスケア・マネジメント.com
ガソリン給油カード、入会金年会費無料

ページトップへ戻る